妊娠37週・正期産の時期に入ると、助産院でのお産が可能となります。
陣痛・破水などの お産の徴侯があったら連絡をいただきます。
助産師の指示に従い入院します。
*36週の妊婦健診の時に、お産の徴侯・異常な状態など詳しくお話をします。
入院したら
・CTG検査(赤ちゃんの心音と陣痛の様子をチェックします)
・診察(内診)破水感あれば破水の検査
・バイタルサインチェック(血圧や体温など) を行い、状態を把握します。
その後は産まれるまでの間、家族や、助産師と共にリラックスして過ごしましょう。
陣痛が弱いときはお散歩に出かけたり、足湯をしたり、自然なお手当をしながら経過をみます。
いざ、お産!
分娩台はありませんので、ご主人に支えてもらったり、バランスボールを抱えて四つん這いになったり、楽な体勢で臨みます。
赤ちゃんが産まれたら、すぐに、ママの胸へ。。。
胎盤が出た後、2時間は子宮の収縮状態や出血量・バイタルサインの観察をします。
赤ちゃんも、体温や心拍数・呼吸状態・奇形の有無など状態の観察を行います。
その間、赤ちゃんの様子を見ながら、おっぱいを吸わせたりもします。
お産で開ききった骨盤が戻ろうとする力を邪魔しないように過ごします。
部屋は薄暗くし、目から入る光の刺激を少なくします。骨盤も、ベルトなどで締めることはせず、
できるだけ安静に過ごします。身体の声を聴きながら、活動範囲をひろげます。
*希望者には「骨盤合わせ」のお手伝いもしています。(完全介護)
赤ちゃんとは終日母子同室・同床で過ごします。
頻回授乳を行い、母乳育児の確立のための援助・指導をします。
赤ちゃんは、K2シロップの投与、先天代謝異常検査をうけていただきます。
沐浴指導・退院指導は各お部屋で個別指導しています。
退院後
産後8日目頃にご自宅へ訪問します。母体の回復状況や赤ちゃんの体重・黄疸などの観察をします。
必要があれば乳房ケアや母乳育児の相談・指導など行います。
その後、1ヶ月までは、必要時家庭訪問にてケアします。
1ヶ月健診
助産院で行います。
何か気になることや、異常があれば、連携医療機関などへご紹介します。